年齢とともにお口は変化し、歯や歯ぐきが弱くなり、唾液の減少でむし歯や歯周病のリスクが高まります。入れ歯が合わなくなったり細菌が増えやすくなるため、日々のケアと定期的な歯科チェックが大切です。必要に応じて、噛む力を確認する検査も行われます。

高齢者歯科とその特徴について

年齢とともに変わる
お口の健康

年齢を重ねると、お口の中も少しずつ変化していきます。歯や歯ぐきが弱くなり、むし歯ができやすくなります。舌や口腔内の粘膜に変化が現れ、唾液の分泌量が減少することも、むし歯や歯周病のリスクとなります。歯や歯肉の状態が変化により入れ歯が合わなくなったり、細菌が増えやすくなったりするため、毎日のケアと歯科でのチェックが大切です。

お口の噛む力
チェックしましょう

入れ歯を使っている方や、噛み合わせに不安がある方には、お口の力を調べる専門的な検査があります。
「有床義歯咀嚼機能検査」は、入れ歯でどれくらいしっかり噛めるかを確認する検査です。
「咀嚼能力検査」は、食べ物を噛み砕いて飲み込む力を調べます。
「咬合圧検査」は、歯を噛みしめたときの力を測定し、入れ歯や噛み合わせの安定をチェックします。